舞鶴大演説会 丹後からは田中くにお市議団長が発言

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舞鶴で小池晃党副委員長を迎えて大演説会が行われました。丹後からは田中くにお京丹後市議団長が発言しました。田中団長の発言(大要)は以下の通りです。

「みなさんこんにちは、ただ今紹介をいただきました、京丹後市会議員の田中邦生です。来年4月に行われる京丹後市会議員選挙は、参議院選挙の前哨戦として4名の予定候補、揃って京丹後議会へと送り出してください、大きなご支援心からお願いします。私は、2つの事を訴えをさせていただきます。

第1に、経ヶ岬の米軍基地問題です。基地は、自然景観や環境を破壊し、騒音による健康被害、多発する米軍関係者の交通事故が住民の暮らしを脅かしています。軍属居住地建設への住民意向調査を敵視する市長の記者会見、河野幕僚長が米軍と行った「軍軍」会談を肯定する市長の暴言、市民の陳情より新日米ガイドラインを優先する議員など、市民の安心安全を守るどころか、自然破壊と人権侵害を黙認し米国・防衛省言いなりの基地推進市政は絶対に許すわけにはいきません。

 こうした京丹後の政治を転換しようと、市議会に向けた「戦争法廃止」の意見書をもとめる過半数請願署名の運動が取り組まれています。既に過半数を突破した集落も生まれるなど住民から期待の声が寄せられています。30代のママは「戦争に子どもを行かせたくない、そんな思いで子育てはいやです」、80代のお婆ちゃんは「兄が出征した時に、万歳万歳と送り出したのに帰ってこなかった、もう戦争は絶対にいらんです」、元行政委員会責任者も「ええことしとんなる、頑張ってくれ」、また、元保守系町議も創価学会員も「この署名やらせてもらいます」と、戦争法廃止と国民連合政府への共感が広がっています。

 党市議団は、住民の安心安全の確保と危険な米軍基地はいらないの住民運動を一緒にすすめ、一貫して米軍基地問題を議会で取り上げてきました。引き続き、戦争法廃止の請願可決に向けて全力を挙げます。大きなご支援をお願いします。

 第2に、暮らしの問題です。アベノミクスで地域経済は疲弊し、TPPで丹後の農業と地域は潰されてしまいます。府民1人当たりの地域分配所得が府の平均より110万円少なく185万円に落ち込んでいるのが京丹後市です。ところが、中山市長はアベノミクスを評価し、国の地方創生を先取りし、全国で初めてだと次々に「思いつき、呼び込み型」の市政を続け、京都縦貫道の開通で「北近畿新時代」だとして地方創生特区を申請し企業を呼び込もうとしています。また、夢は大きい方がいいと人口ビジョンで現在の1.3倍となる75000人(全国で2億人)をかかげ、山陰リニア新幹線構想を打ち上げています。市民からは「くらしと地域の実態を見ない、地に足がついていない」と批判の声が上がっています。その通りではないでしょうか。他にみられない異質の危険な市政です。市民の暮らしの問題でも非常事態です。
党市会議員団は、暮らしと地域経済を守るために安倍政権の打倒を掲げると同時に、思いつき呼び込み型の京丹後市政から地域経済の循環を促す市政に転換し市内の産業や業者、市民暮らしを支えるために力を尽くします。

みなさん、「戦争法廃止、米軍基地撤去」「安倍政権打倒」で住民の苦難軽減へ平和と暮らし守るために全力を挙げます。4名の予定候補、来年4月の市会議選挙で揃って押し上げていただきますよう、大きなご支援を心からお願い申し上げ、挨拶と決意とさせていただきます。ありがとうございました。」